日々、ちいさな世界の征服

ちいさな自分の“セカイ”を征服していく、シカのブログです。自分の趣味のこと、興味のあることを日々更新中。

《超常現象好きに薦めたい》ヘルボーイ・シリーズ邦訳版 短編作品一挙紹介

f:id:shikamarusan:20210926174306j:imageこんにちは、シカまるです。

日本では知名度はさほど高くはありませんが、スーパーマンDCコミックスパイダーマンMARVELコミックスと張り合う第3のコミックス会社ダークホースコミックス

スターウォーズプレデターなんかの映画・ドラマのコミカライズで有名な会社ではありますが、オリジナルも強く、映画化もされている300シン・シティなどがオリジナル作品として持っています。

 

その中でも看板作品と呼べるコミックスが、ヘルボーイです。ビジュアルとかは日本人でも知っている人多いのかもしれません。

ヘルボーイ 概要

ざっとあらすじは下記のような感じ。

第二次世界大戦中に戦果を覆す目的で進められたドイツ軍の実験で現れた悪魔の子ヘルボーイが、連合国軍側で育てられ、世界各地の魔物や超常現象と対峙し、自身の出自やその秘密を知っていくストーリー。

上記のように、設定がすごく面白いんです!!

X-ファイル諸星大二郎作品スーパーナチュラが好きな人には、もろハマると思います!

 

そしてヘルボーイは、結構シリーズが出ている作品なんですが、大きく分けて長編シリーズ短編シリーズに分かれます。長編シリーズは、ヘルボーイが、彼を人間界に呼んだ張本人である怪僧ラスプーチンと対峙したり、実は〇〇の血統を継いでいた…などなどの自身の出自に関わる事件に巻き込まれていくお話が主となります。それに対して、短編シリーズは、彼が所属している超常現象調査防衛局(BRPD)絡みで世界各地の魔物や超常現象の調査をしに行く、妖怪ハンターなストーリーになっています。

 

個人的には短編シリーズの方が読みやすく、色々な超常現象が出てくるので楽しいです。ということで今回は邦訳されている短編シリーズ4冊の紹介をしていきたいと思います!!

 

ヘルボーイ : 弍 ~チェインド・コフィン[縛られた棺] / 滅びの右手~

題名からお分かりの通り、元々はチェインド・コフィン[縛られた棺]』という巻と『滅びの右手』という巻の2冊だった短編集がまとまっている1冊です。(※ちなみに弍とある通り、壱があり、そちらは長篇作品となっています)

 

ヘルボーイ・シリーズ最初期の短編集で、15話も収録されています。ここでは特に印象的だった話を3話ご紹介します。

 

まず1つ目は、1話として収録されている「パンケーキ」です。これは幼少期のヘルボーイが好物となるパンケーキと出会うお話です。2ページしかないホントに短いお話なんですが、彼が最初にパンケーキを嫌がる理由が何となく仄めかされている感じになってます。とても可愛い話です。

 

2つ目は、7話目に収録されている「飛首」です。今作はなんと日本が舞台。舞台は1967年なんですけど、出てくる人々が和服に丁髷とかなんですよね笑

まぁ、その理由も後々わかるのですが…。

妖怪の住む、日本らしいおどろおどろしさが凄く上手いです。

 

そして3つ目は12話目の「聖オーガスト人狼。こちらはタイトル通り、人狼に変える呪いをかけられてしまった一族が出てきます。ヘルボーイの話は結構切ないお話が多いのですが、今作は特に人狼少女の霊の見た目がより一層悲しく見えます。原作者であるマイク・ミニョーラの絵が凄く美しいです!

 

他にもスケッチのページも含みボリューム満点です。ガッツリ短編を読みたい人は待ったなしで買いです!!

ヘルボーイ : プラハの吸血鬼

今作から原作者のマイク・ミニョーラはストーリーのみとなり、作画を他のアーティストたちが担当する作品が主になってきます。

アフリカの民話をもとにした「マコマ」は実に幻想的です。話数は多くはありませんが、いろんな国での冒険が楽しめます。

今作はJIVEコミックスという日本の出版元が邦訳を出してくれていたのですが、もうこの会社が色々あってなくなってしまったので、新品はほぼないと思います。なので若干レアかも…。

ちなみに私はAmazonで中古のものをゲットしました笑

ヘルボーイ : 捻くれた男

私が初めて買ったヘルボーイの短編集です。

表題の「捻くれた男」は、悪魔と魔女との真夜中の山中での戦いが不気味に展開されます。敵のビジュアルのきみの悪さは群を抜いてるでしょう。

 

他で印象的なのは、最後に収録の作品「ほくろ」です。

序盤から何なんだろう〜って思ってたらラストもナンジャコリャ!?ってなります笑笑

4話と話数は他に比べて少ないですが、最初の第一歩には割と読みやすいのでは?

 

 

ヘルボーイ : 地獄の花嫁

私イチ推しの1冊です!

今作6話収録なのですが、とにかく傑作ばかり!

短編で泣きそうになったのは、1話目のヘルボーイ・イン・メキシコ 酔生夢譚」。メキシコのレスラーであるルチャ・リブレたちと共闘し、怪物たちと戦うのですが、これが涙なしには読めません!!泣

 

また、最後に収録されている「バスター・オークリー、願いを叶える」は、まさかのUFO&宇宙人が登場する異色の作品。おまけに教訓めいた話なので、日本の昔話みたいw

 

ハズレなしを選ぶなら、個人的には今作だと思います!!

 

 

 

どうでしょう?

ヘルボーイに興味を持っていただけたでしょうか。

独創的な世界観は、アメコミ界でも希有な作品だと思います。少しでも読んでみたいなぁと思う人がいたら、ぜひ読んでみていただきたい!

 

実は今回、私がこの記事を書いた背景は、自分がヘルボーイに興味があって買おうとした際に極端に邦訳本の情報が少なかったため、とりあえず手当たり次第買う!という選択を取らざるを得なかったという体験から、同じような人がいるのでは…?なんて思ったためでした。

そんな方がいて、少しでもその方の参考になると嬉しいなぁ、なんて思いつつ買いてました笑

 

結構長くなっちゃいました。

以上。駄話でした。

《オッサン、危ない》「ひげひろ」,「恋きも」の爽やかさを吹っ飛ばすキケンなオッサンの恋愛映画

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去年の自粛期間から家にいる時間が増えたので、NetflixAmazon primeでアニメを観るようになりまして。

元々アニメほぼ観てなかった人間が、物語シリーズ“彼方のアストラ”ゆるキャン△等々にハマりながら1年半を過ごしてきました笑

最近、今年の春のクール(4月〜6月あたり)にやっていたアニメを遅ればせながら、観ていたのですが、同時期に同じようなジャンルのアニメが放映されていて驚きました。

それが、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』『恋と呼ぶには気持ち悪い』です。(前者は“ひげひろ”、後者は“恋きも”と呼ばれてるようです)

まぁキャラクターとかストーリーの展開とかは全く違うんですけど、共通しているのが、“女子高生と10歳近く歳の離れた成人男性のラブコメという点。

正直、アニメをあまり観るタイプではなかったので、詳しくはないのですが、映画の中では割とそこらへんって、純に描かれているものがないイメージです。

未成年と成人、というある種、恋愛ではアウトな関係をアニメでは、あくまで純愛として許容させるような描き方をしていました。恋愛関係に関連した問題は色々取り上げられてましたが、それも恋の試練のように扱われていました。

ここ最近は、そういう認識がフィクションであれば!!と許容されてきたんですかね。

(一応、恋は雨上がりのようにとかもそういう感じですもんね)

 

それで、この2作を観てて、個人的に思い出した映画2作を取り上げてお話ししたいと思います。

実際、このアニメ2作では綺麗に描かれている未成年女子と成人男性の恋愛を、下記の映画の方では、結構激烈に描いているので、まぁ、現実はこうだよなぁ、と思いながら当てはめてました。

アメリカン・ビューティー (1999年公開)

www.youtube.com

一つ目は、のちの『007』シリーズアカデミー賞を3部門で受賞した『1917』などで名を轟かせるサム・メンデス監督の作品です。この作品では、色々問題のある家庭環境がリアルに描かれるのですが、しがない中年男性の父が、女子高生である娘の友人に恋をするんですよね。

この中年男性の役を、現実でも色々あったケヴィン・スペイシーが演じているのですが、すごく生々しい!!

それまでは死んだように暮らしていたのに、突然、筋トレを始めるようになったり、色気づいていく姿が本当にリアルw

彼の妄想シーンとかヤバィ、。

まぁ、男子高校生みたいにはしゃぐ気持ちはわかるんですけど、第三者目線(視聴者)として観ても、娘の視点に立って観てみても不気味なんですよね。

この映画、他にも色々家庭問題を扱ってるんですけど、このお父さんの姿は特に強烈でしたね…。

オッサンよ、踏みとどまるのだ、、、。

 

②さんかく (2010年公開)

www.youtube.com

これもいや〜な映画ですよ。(一応、褒めてます。)

関係のマンネリ化した30代カップルのもとに、カノジョの妹(中学生)が夏休みを利用してやってきます。この中学生女子がいちいち魔性な言動をして、カレシを誘惑するんです。これが大変けしからん!!

薄着で部屋をうろついたり、小言で耳打ちしたり、その気はないと言われれば何も言い返せませんが、カレシはカノジョそっちのけでカノジョ妹にメロメロになってしまいます。

そこからの展開は正直、いや〜な気持ちです。カレシが元々、地元で威張ってるようなやつだったり、性格が悪かったりでザマァみろ、と思う反面、自分がおんなじ立場だった時に、果たして同じようにならないか、怖くなってしまいます、、、ゾワッ

その絶妙な人間関係の気持ち悪さは、さすが吉田恵輔監督!!というところです。

 

今回挙げた映画2作品はどちらも、いい意味でもう2度は観たくない映画でした。それに対して、『ひげひろ』も『恋きも』も凄く、年の差ものをキレ〜イに描いていることにギャップを感じました。

『ひげひろ』も『恋きも』を観て、学生に不埒な恋心を持ってしまうオッサンがいないとも言い切れないこの世の中です。そんな時、この『アメリカン・ビューティー』と『さんかく』を観て、目を覚ましてくれたら良い思います。

我ながら、無理矢理締めたな…笑

 

以上。駄話でした。

《映画駄話》ミスチルが言う”ディカプリオの出世作”とは?

一度聴いたら、少し気になるあのフレーズ

f:id:shikamarusan:20210905230451j:image今回の渦中の曲『タガタメ』収録のアルバム《画像: Mr.Children『シフクノオト』ジャケット》

 

今回も究極に駄話です。

私の大好きなMr.Childrenの隠れた名曲『タガタメ』。この曲のワンフレーズ目にはこんな歌詞が来る。

ディカプリオの出世作なら、さっき僕が録画しておいたから―――

果たして、これはどれを指しているのか。少し真剣に考えてみた。

①作品から考えてみる

大方、考えられるのは以下3作品。

  1. タイタニック(1997年公開)
  2. ロミオ&ジュリエット(1996年公開)
  3. ギルバート・グレイプ(1993年公開)

まず1.のタイタニックは説明要らずのディカプリオの代表作。これはもはや誰もが知ってる神映画でしょう。ロマンチックな王道ラブストーリーがたまらないですね。

順当に考えれば、まぁタイタニックなのだろう、と思いますよね。

私も思います。

だってディカプリオのセクシーさがとにかく爆発してるしw

 

次に2.のロミジュリこと『ロミオ&ジュリエット』ですが、これも大いにあると考えられます。公開日はタイタニックより前。

この作品で少年俳優から美青年の俳優へのイメージ転換をしたのは間違いないでしょう。

今作のタバコ吸ってるシーンとか、セクシーさヤバい。

 

そして、最後は『ギルバート・グレープ』。知的障害を持つ少年の役を演じ、その名前を世界に轟かせた代表作です。

兄役のジョニー・デップとの共演も印象的。やはり1番早い作品ですし、現在の“演技派俳優”としての顔を最初に印象付けた作品だと思います。これも中々手堅いところなのでは?

どの作品も“ディカプリオの出世作”に違いありません。しかし、『タガタメ』のこのフレーズに当てはまるものを探さねば。ということでこの作品が作られた背景から探ってみましょう。

②『タガタメ』の制作時期から調べてみる

この作品は、2003年9月にラジオ限定で解禁された曲で、のちに愛・地球博「国際赤十字赤新月パビリオン」イメージソングとしても使用されました。

 

ボーカルの桜井さんが親目線になって、自身の子どもが事件の被害者ないしは加害者になってしまったときに、どんな心境になるのか、何ができるのか、ということを考えて書いた歌詞で、その背景には、同年の7月に発生した長崎男児誘拐殺人事件プチエンジェル事件といった強烈な事件をニュースで見たことがあると雑誌の取材で語っていたそうです。(参考にさせていただいたブログ情報のURLは最後)

 

では、この曲を制作したであろう2003年の7月から8月末までの間に、テレビで放映されたディカプリオの出演作は何があったのだろうか。

『映画のテレビ放送に関するサイト』というサイトで調べてみました。(URLは最後)

確認したところ、この2003年の7月1日から8月31日までの間、テレビではディカプリオの出演作は1本も放映されていませんでした。

しかし、さらに調べたところ、少し遡った2003年6月27日(金)と28日(土)にまたがって放映したディカプリオ作品を発見しました!

なんとそれは…

2003/06/27(金)
[放送時間]21:03-23:19
[タイトル]タイタニック [前編] (97米)
[放送局]日本テレビ
[備考][吹替][ノーカット] 25分拡大(133分拡大)

2003/06/28(土)
[放送時間]21:00-22:48
[タイトル]タイタニック [後編] (97米)
[放送局]日本テレビ
[備考][吹替][ノーカット] (133分拡大)

タイタニックでした!!

やっぱりそうか…というところです笑

多分、桜井さんは、『タイタニック』が放映された6月27日,28日にテレビで観た(もしくは歌詞通り録画した)ことと、その後の7月に立て続けに起きた陰惨な事件のことを合わせて『タガタメ』を書いたのでしょう。

③まとめ

正直、まぁそうだよな…という結果ww

まぁこれも可能性の高い推測の一つなので、断定は出来ないと思います。f:id:shikamarusan:20210905231547j:imageみんな大好きの傑作ですね《画像: 『タイタニック』のBlu-ray

◆参考◆

Mr.Children『シフクノオト』のブックレット

・《タガタメミスチル事件との関連・内容は?意味が深すぎて怖い》

https://タガタメ最強.com/タガタメミスチル事件.html

・《映画のテレビ放送に関するサイト HOME》

http://movie.zashiki.com

・《2003年6月の放送日程》

http://movie.zashiki.com/calendar/gw/200306.html

 

以上

 

《ぶらり散歩》柏の葉 T-SITEでのんびり日曜日

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9月も暮れになりましたが、まだ夏の陽気が続いてる気がします、、、9月ってこんなに暑いもんでしたっけ?

 

先日、柏の葉 T-SITE”に行ってきました。

 

蔦屋書店を中心にスタバやドッグカフェ、パン屋、フォトスタジオなんかも併設されている大変オシャレなお店でした。店内が基本的に写真撮影禁止のため、お見せできないのが残念です、、、。

f:id:shikamarusan:20210912231901j:image裏から見た感じもオシャレ。

私は現在、出版系の会社に勤めているんですが、最近その縁もあって児童書にハマりつつあります。主に絵本とかですね。蔦屋書店は、児童書の蔵書が非常に良いと聞いたので赴いたわけです。

実際、凄い蔵書でした。

その中でも気になった2冊を買ってみました。f:id:shikamarusan:20210912230822j:image

『だれのパンツ?』大名行列という絵本です。どちらもシゲリカツヒコさんという方が描いている作品で、目に映える色遣いと昭和みのある絵のタッチに惹かれました。読んでみるとズバリ面白い。子どもも読んで楽しいはず!?

それと蔦屋書店内の道の駅みたいなお店(“房の駅”と言う店名でした)があって、そこに色々な味付けなされたピーナッツのお菓子の詰め放題がありまして、内に秘めてた子ども心をくすぐられ、500円で購入することに。f:id:shikamarusan:20210912231352j:image
f:id:shikamarusan:20210912231355j:imageここは写真撮影OKらしいので、撮ってきました。

定番なショコラやイチゴ、きなこの他にマンゴーチーズケーキ、メロン、わさびなどの変わり種も含めて20種類のピーナッツ菓子が袋に詰め放題でした。

結果パンパンに詰めて、ゲットしたのが、、、f:id:shikamarusan:20210912231716j:image

こんな感じ。カラフルで可愛い。個人的にバナナ、黒ゴマ、きなこが美味しかったです。失敗のない百味ビーンズみたいな楽しみ方が出来ます!

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別棟にはなりますが、アウトドア用品店“A&F COUTRY”もありました。オシャレで質の良いギアなどがあるので、どれもビンボーキャンパーな私には手が出ない商品が多かったですが、ノルディック柄のクッションとか、光るロープライトとか欲しくなるものは多かったですっ!!

と、こんな感じで、しっかり全てを回れば一日中楽しめるようなところでした。実際、私はあっという間に半日過ごしてました。(同伴してた弟も一人でスタバで買った飲み物飲みながら本を飲んで気ままにしてました)

また行きたいの〜。

 

以上

《“バットマン・デイ2021”記念》買ってきたアメコミとその他バットマンに関するアレコレ

祝え!2021年は9月18日(土)は“バットマン・デイ”!!

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毎年9月中頃から後半の土曜日に開催されるバットマンを祝う日。明確な日にちは毎年違いますが、土曜日に開催されてるそうです。

そんなバットマンデイの週に購入した邦訳本&ゲットしたグッズと、それに合わせて、私の愛してやまないバットマンの話をちびちびと書こうとおもいます。

バットマンデイの週で買った商品&貰ったグッズ

f:id:shikamarusan:20210915210318j:image本編面白かったのでジョーカー・ウォー。

このタイミングで購入したのは、『ジョーカー・ウォー : コラテラル・ダメージの1,2巻。先月刊行されたバットマン : ジョーカー・ウォー』の番外編短編集が一気に刊行したわけで。本編面白かったので、こらゃ買わねばと。ナイトウィングロビンバットガールなどバットマン・ファミリーが大集合してたので、彼らの活躍が観れるのは非常に嬉しい!!今から読むのが楽しみ。

そして、バットマンのロゴ入りステッカーと崗田屋愉一さんによるオリジナルバットマン作品『縛られぬ者-UNCHAINED』イラストカードが貰えました。

バットマンデイ当日の9月18日(土)に購入してれば、また違う特典があったらしいんですが、当日諸事情で行けませんでした…泣

 

②個人的に好きなバットマンの邦訳本

一時期、巷でバットマン初心者に何を薦めるか問題”が少し話題に上がってましたが、私個人は、イヤーワンから始まる、バットマンの1年目〜4年目あたりまでを描いている以下の辺りをオススメしたいです。f:id:shikamarusan:20210917231721j:image

  1. バットマン:イヤーワン』
  2. バットマン:ロング・ハロウィーン』 vol.1,2
  3. バットマン:ダークビクトリー』 vol.1,2

マフィアとの死闘から自警団になるまでのバットマンイヤーワンで描き、その後のご存知のヴィランたちを交えて、連続殺人事件を追う、まさに探偵なバットマンが見れる傑作。何を隠そう、私がバットマンを買い始めて、アメコミ収集に目覚めたのもこのシリーズ!!

興味があれば、番外編にはなりますがキャットウーマンを主人公にした同時期のお話と、ロビンに成り立ての少年ディックの冒険活劇も是非読んでほしい!!

個人的には、とりあえずダークナイト的なものが読みたければバットマン:イヤーワン』!快活な作品が読みたければ『ロビン:イヤーワン』をお勧めします。

 

あとは、初見さん向きではないかもしれませんが、初代ロビンのディックがバットマンを担っていた時期のシリーズも大好きです。f:id:shikamarusan:20210917231838j:image

  1. バットマン&ロビン』
  2. バットマン:ゲート・オブ・ゴッサム
  3. バットマン:ブラックミラー』

新しい要素と新顔ヴィランたちの登場などに挑戦しているのが顕著な時期です。特に後者2作は単品で十分に楽しめるミステリー作品です。

また、解剖好きなプロフェッサー・ピッグやまさかのサイコパス ジム・ゴードンJr.などのヴィランを輩出したのはホントにこの時期の素晴らしい功績だと思います!

③邦訳して欲しいバットマン作品

ついでのついでで、個人的に邦訳化して欲しい作品もあげておくと。

バットマンカルト教団に捕まり、洗脳までされてしまうという問題作『Batman : the Cult』と、人形使いのギャング ベントリロクエスの物語『Batman/Scarface: A Psychodrama』

あとはバットマンヴィランたちのオリジンとかの詰め合わせみたいな作品が出てくれたら、ヴィラン好きとしては凄く嬉しいですね。f:id:shikamarusan:20210917233028j:image最近手に入れたので、じっくり読んでる『バットマン オリジナルコミック』。

 

刊行されている単独誌の数、DCコミックス内での他作品への登場の数、他出版社や他ジャンルの作品とのコラボ数、映画化・アニメ化の回数、グッズの数など、どれを取っても圧倒的なバットマン。その人気度たるや…。

バットマンがもっともっと邦訳されることを祈ります。

 

以上。駄話でした。

《アメコミをまた買う》アットワンダーさんのセールでまたまた買っちまいました泣【念願のMARVEL NOIRシリーズ】

えっ、また買ってるじゃんw

f:id:shikamarusan:20210913172805j:image半蔵門線神保町駅」徒歩1分。アメコミなら邦訳・原書TP・ペーパー何でもある。

“セール”って言葉って怖いですよね?

怖くないですか?僕は怖いです。

普段買わないものでも、「セールだよ!」「安いよ!」なんて言われたら買いたくなっちゃうのが人間のサガ。それが好きなものであれば尚更なわけで。

言い訳から始まりましたが、先日に寄り道が増えてアメコミ買い過ぎましたなんて、書いてたくせにまた気づいたら買ってましたよ。だって、アメコミの古本を売っているのでお馴染みの神田神保町アットワンダーさんで週替わりのセールが開催されていると聞きつけ、仕事帰りに直行してしまいました。1冊3000円越えの作品が2300円くらいで買えちゃうなんて…泣

すでに部屋に収納できんほどあるのに、収集癖は直らないようです…。

ということで、今回アットワンダーさんのセールでずっと欲しかったアメコミ原書をゲットしました!!

MARVEL NOIR : Spider-man / Punisher

MARVEL NOIR : Daredevil / Luke Cage / Ironmanf:id:shikamarusan:20210913210749j:image

マーベルのヒーローたちがもし、20〜30年台代の犯罪都市で活動していたら?、という世界を描いた“MARVEL NOIR”シリーズ!あわよくば邦訳が出るのを待っていましたが、中々出てくれないのです…泣

スパイダーマンパニッシャーデアデビルルーク・ケイジ、アイアンマンと人気なキャラたちの単独誌が収録されてます。中でもスパイダーマンノワールは大ヒットの「スパイダーバース」のコミックにも映画にも登場したのでそのタイミングで邦訳待ちしてました!

このヒーローもの×フィルムノワールな感じ凄く刺さります!じっくり読みたいと思います。

今週はまた、バットマンデイ”なるものが開催されるらしいので、今度は先日読んで面白かったバットマン : ジョーカー・ウォー』のサイドストーリー集『ジョーカー・ウォー : コラテラル・ダメージの上下巻を買って、バットマンデイしてこようと思ってます!

狂った出費は止まらんですね!来週から自粛します!ホントに!

 

以上

《アメコミをよむ》最近買ったアメコミ邦訳紹介(9.11関連とゾンビ)

今月入って、アメコミを買い過ぎました…寄り道禁物!!

f:id:shikamarusan:20210911215446j:imageジャンル違い過ぎる2冊。

 

私ごとですが、今年の8月をもって2年半勤めていたIT系の会社を退職しました。

業種的に自分に合わないと思いつつも、置かれた場所で咲いてやろうという、意思を持って頑張ってました。でも、今年に入ってヒソヒソと自分のやりたかった仕事への転職活動を進めて遂にその業界に入ることができました。

 

そんなこんなで、元々完全リモート生活だった前職から、一気に毎日出社の生活に変わり、寄り道が増え、ついついアメコミ販売店に赴いてしまうようになりました。ということで、今週は買ってしまった作品を小出しに紹介していきたいと思います。

今回は2冊ご紹介。

 

キャプテン・アメリカ : ニューディール

f:id:shikamarusan:20210911215802j:image偶然、20年のタイミングで買っていました。

 

2001年に起きたアメリカ同時多発テロ事件ー通称“9.11テロ事件”と言われている強烈な出来事からちょうど20年が経ちました。

それに追悼の意を込めて作られたのが本作です。アメリカの正義の象徴であるキャップが、戦争の兵器として作られた自身の過去と、目の前で起きているテロ事件と対峙する。

 

現実に近い設定をより強調するため、キャップニック・フューリー以外のメジャーなヒーローなどは登場しません。単発作品ではありますが、キャップの理念を知れる傑作の一つと言えます。

 

②マーベルゾンビーズ : デッド・デイズ

f:id:shikamarusan:20210911215809j:image『ホワット・イフ…?』の5話観てから欲しくなって買ちゃいました笑

 

1冊目とは打って変わって、非常にナンセンスな作品。まずヒーローたちをゾンビにしちゃおうという発想がぶっ飛んでる。(さすがウォーキング・デッドの原作者) 

今作はシリーズ3作目にして、ゾンビ事件発生時のヒーローたちの対応を描いた0話目や別世界のファンタスティック・フォーがゾンビたちに巻き込まれる、番外編たちが収録されています。

特にアルティメット・ファンタスティック・フォー(設定をリフレッシュして若返ったシリーズ)の活躍が見れる数少ない邦訳作品であることは特出すべき点です。

 

ゾンビ好き、ファンタスティック・フォー好きにはオススメです。

 

以上、駄話でした。