《映画駄話》ミスチルが言う”ディカプリオの出世作”とは?
一度聴いたら、少し気になるあのフレーズ
今回の渦中の曲『タガタメ』収録のアルバム《画像: Mr.Children『シフクノオト』ジャケット》
今回も究極に駄話です。
私の大好きなMr.Childrenの隠れた名曲『タガタメ』。この曲のワンフレーズ目にはこんな歌詞が来る。
ディカプリオの出世作なら、さっき僕が録画しておいたから―――
果たして、これはどれを指しているのか。少し真剣に考えてみた。
①作品から考えてみる
大方、考えられるのは以下3作品。
- タイタニック(1997年公開)
- ロミオ&ジュリエット(1996年公開)
- ギルバート・グレイプ(1993年公開)
まず1.の『タイタニック』は説明要らずのディカプリオの代表作。これはもはや誰もが知ってる神映画でしょう。ロマンチックな王道ラブストーリーがたまらないですね。
順当に考えれば、まぁ“タイタニック”なのだろう、と思いますよね。
私も思います。
だってディカプリオのセクシーさがとにかく爆発してるしw
次に2.のロミジュリこと『ロミオ&ジュリエット』ですが、これも大いにあると考えられます。公開日はタイタニックより前。
この作品で少年俳優から美青年の俳優へのイメージ転換をしたのは間違いないでしょう。
今作のタバコ吸ってるシーンとか、セクシーさヤバい。
そして、最後は『ギルバート・グレープ』。知的障害を持つ少年の役を演じ、その名前を世界に轟かせた代表作です。
兄役のジョニー・デップとの共演も印象的。やはり1番早い作品ですし、現在の“演技派俳優”としての顔を最初に印象付けた作品だと思います。これも中々手堅いところなのでは?
どの作品も“ディカプリオの出世作”に違いありません。しかし、『タガタメ』のこのフレーズに当てはまるものを探さねば。ということでこの作品が作られた背景から探ってみましょう。
②『タガタメ』の制作時期から調べてみる
この作品は、2003年9月にラジオ限定で解禁された曲で、のちに愛・地球博「国際赤十字・赤新月パビリオン」イメージソングとしても使用されました。
ボーカルの桜井さんが親目線になって、自身の子どもが事件の被害者ないしは加害者になってしまったときに、どんな心境になるのか、何ができるのか、ということを考えて書いた歌詞で、その背景には、同年の7月に発生した長崎男児誘拐殺人事件やプチエンジェル事件といった強烈な事件をニュースで見たことがあると雑誌の取材で語っていたそうです。(参考にさせていただいたブログ情報のURLは最後)
では、この曲を制作したであろう2003年の7月から8月末までの間に、テレビで放映されたディカプリオの出演作は何があったのだろうか。
『映画のテレビ放送に関するサイト』というサイトで調べてみました。(URLは最後)
確認したところ、この2003年の7月1日から8月31日までの間、テレビではディカプリオの出演作は1本も放映されていませんでした。
しかし、さらに調べたところ、少し遡った2003年6月27日(金)と28日(土)にまたがって放映したディカプリオ作品を発見しました!
なんとそれは…
2003/06/27(金)
[放送時間]21:03-23:19
[タイトル]タイタニック [前編] (97米)
[放送局]日本テレビ
[備考][吹替][ノーカット] 25分拡大(133分拡大)2003/06/28(土)
[放送時間]21:00-22:48
[タイトル]タイタニック [後編] (97米)
[放送局]日本テレビ
[備考][吹替][ノーカット] (133分拡大)
『タイタニック』でした!!
やっぱりそうか…というところです笑
多分、桜井さんは、『タイタニック』が放映された6月27日,28日にテレビで観た(もしくは歌詞通り録画した)ことと、その後の7月に立て続けに起きた陰惨な事件のことを合わせて『タガタメ』を書いたのでしょう。
③まとめ
正直、まぁそうだよな…という結果ww
まぁこれも可能性の高い推測の一つなので、断定は出来ないと思います。みんな大好きの傑作ですね《画像: 『タイタニック』のBlu-ray》
◆参考◆
・Mr.Children『シフクノオト』のブックレット
・《タガタメミスチル事件との関連・内容は?意味が深すぎて怖い》
https://タガタメ最強.com/タガタメミスチル事件.html
・《映画のテレビ放送に関するサイト HOME》
・《2003年6月の放送日程》
http://movie.zashiki.com/calendar/gw/200306.html
以上