《アメコミ購入お考えの方へ!!》2021年10月新刊の邦訳アメコミ紹介&ワンダーウーマン・デイ
ども、シカまるです。
10月暮れになり、やっとアメコミ邦訳が発売されました。
小学館プロダクション…ShoProさんから今月発売されたうちの2作と、超注目作“スーパーマンvs飯”を購入し読破したので、今回も購入お考えの方の参考になるような感じでご紹介したいと思います。
※以下、内容の確信に触れるようなネタバレはありませんが、登場キャラクターや一部あらすじについて記載しております。未読の方で一切の情報を入れずに購入をお考えの方はお気をつけ下さい。
ストレンジ・アカデミー : ファースト・クラス
Dr.ストレンジやスカーレット・ウィッチなどMARVEL世界のあまたの魔法系ヒーローたちが、自ら教鞭を取り、魔法的才能を持つ若者たちを導く学園もの。
その全貌をすご〜く分かりやすく言うと!!
MARVEL世界の"ホグワーツ"な“僕のヒーロー・アカデミア”!!
です!!
凄くヒロアカでした!!
ソーと同じアスガルド出身者や妖精、悪魔、果てにはDr.ストレンジの宿敵ドルマムゥの息子などなど、個性豊かなバックボーンを持つ生徒たちが登場します。
といっても、どの生徒も初登場の新キャラなので、予習等は不要です。
それでいて教師陣やゲストキャラは有名キャラが多いので、やっぱり知ってるキャラが見たいよ〜と言う人にもオススメです。
各キャラクターたちの深堀りや学園が抱えているナゾがまだまだありそうな序章といえる作品です。
非常に読みやすく、アメコミ初心者にもお勧めしやすい一作だと思います。
ディシースト: デッド・プラネット
昨年10月に邦訳版が発売された、DCの超絶傑作『ディシースト』の続編です。個人的には完結編としても読み取れるように思えます。
簡単なあらすじは、前作でヒーローたちの宿敵であるダークサイドがサイボーグを媒体にし、地球に持ち込んだサイバーウイルスによってヒーローやヴィランを含む人類の過半数がゾンビ化してしまった世界。
事件から5年後、別事件に逃げ延びた人類が、崩壊した地球からの救難信号を受信し、地球に戻るというお話。
別次元からの救出隊としてスーパーマン(カル=エルの息子ジョナサン・ケント)、バットマン(ブルース・ウェインの息子)などの若い世代が中心で、地球の生存者たちには2代目ロビンのレッドフードやみんな大好きハーレイ・クインなどがいます。中でも今作の主役といえる立ち回りをしているのが、オカルト探偵の肩書を持つアンチヒーローのジョン・コンスタンティンです。
人類を救うために汚れ仕事を率先して行い、時に褒められ、時に罵声を浴びせられる姿には、ちょっと複雑な気持ちになります笑
ヒーローたちは、絶望しかないといえる死の星となった地球を救うことが出来るのか…、人類は生き残ることが出来るのか…。
前作同様に、読みはじめたら止められらない傑作だと思います。
前作を読んだ人は是非読んでほしい一作!!
前作読んでない人は、まず読んでから!!
スーパーマンvs飯 : スーパーマンのひとり飯
アメコミ界の生けるレジェンド スーパーマンとグルメ漫画の変則魔球。講談社「イブニング」で連載中の作品の第1巻です。
もちろんDCコミックス公認の作品です。
ストーリーは、タイトルまんま笑
スーパーマンのもう一つの顔クラーク・ケントが働く新聞社デイリー・プラネットでの昼休憩の時間に、わざわざスーパーマンに変身して日本に飛んでチェーン店などでご飯を食べる、というお話。
この1巻では、鳥華族というお店で焼き鳥やとり釜飯に興奮する姿や太戸屋というお店でバットマンと和食を堪能する姿が見れます。
毎回出る「スーパー○○…」(例: スーパー旨い…)と言った語録も楽しいです笑
特にシカまるが感動したのは、時間が遅くなってしまい、コンビニに入ったスーパーマンが日本のコンビニに感動しつつ、コンビニ飯を大量買いしてアレンジする姿です!
コレがとにかく飯テロ!!
罪です!
個人的意見ですが、
ホットスナックなどにもスポットライトを当ててくれる点、グルメ漫画としてポイントが高いと思います笑笑
また、有名キャラの登場やアメコミネタも盛り込まれているので、アメコミ好きにもオススメできる作品です。特に最終話のとあるシーンは名作映画『スーパーマン』(1978年)のオマージュ的な要素があって爆笑しました!!
ワンダーウーマン・デイについて
10月21日は“ワンダーウーマン・デイ”という記念日だったようで、私が今回アメコミを購入したNo.1 アメコミ専門店 ブリスターコミックス : BLISTER_comicsさんでは、DC商品を買うと1冊、それを含む購入金額が2,000円以上でもう2冊の計3冊のワンダーウーマンのリーフが貰えました。
よくよく考えるとワンダーウーマンの単独紙を一冊を持っていませんでした…。今後誰か購入してみようかな。どれが面白いんだろう…どれが初見に優しいんだろう、それを調べるのがまた楽しいんですよね笑笑
おまけ
最後にオマケになりますが、
上記の作品以外に今月新刊の原書リーフを2冊ほど買いました。どちらもバットマンです。
右は現実世界にバットマンが居たら?というお話の『Batman : The Imposter』。
左は今年連載が始まった『Batman'89』。
今回購入したのは3巻で、コチラは1989年に公開したティム・バートン版『バットマン』の世界の延長線上を舞台にしたオリジナルコミック。
知ってる顔のブルース・ウェインやアルフレッドに、オリジナルには出ていないトゥーフェイスやロビンなどが登場します。
ホントに原書も沼ですよ笑
購入お考えの方の参考になればコレ幸い。
以上、駄話でした。