日々、ちいさな世界の征服

ちいさな自分の“セカイ”を征服していく、シカのブログです。自分の趣味のこと、興味のあることを日々更新中。

《ハロウィンにドンと来い》POVホラーの殿堂「コワすぎ」シリーズのススメ入門【前編】

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ども、シカまるです。

お盆に書こうとしてたのですが、逃してしまったので、ハロウィン目前のいま書こうと思います笑

 

私は怪談を聞くのも話すのも好きですが、それと同じくらいホラー映画や心霊映像も大好きです。

 

学生時代は、友人たちと毎年夏にやるような心霊映像を放映する番組を各自で観て、

次の日に「あれは嘘っぽい」だの「CGで出来る」だのやいのやいの言っておいて、

早く次のが観たいなぁ…と語り合っておりました。

そんな友人の一人にオススメされたのが『コワすぎシリーズ』でした。

 


そもそも『コワすぎシリーズ』とは?

『コワすぎシリーズ』は、マイナー映像制作会社の3人組、ディレクターの工藤、アシスタントの市川、カメラマンの田代が、毎回視聴者から送られてきた怪奇映像を元に取材を行い、そこで自身らも怪奇現象に巻き込まれたり、怪物と対峙するというストーリー。

 

荒唐無稽なあらゆる怪奇現象や怪物たちとの遭遇が、終盤に差し掛かると繋がり始めるというストーリーとしての一貫性もあり、ぶっ飛んでいる世界観にいつの間にか引き込まれています。

 

大きく分けて2つのシーズンがあり、

前編となる今回は、第1シーズンのFile-1~File-4までをオススメ入門と題して、ザザっざっくりと紹介したいと思います!

 

まずはざっくりキャラ説明。

 

①工藤仁(演:大迫茂生)

短気で暴力的なディレクター。

口裂け女をひき逃げしようとしたり、河童と殴り合いしようとする武道派。

でも、ビビり。幼少期のとある事件が、終盤の物語でキーとなる。


②市川実穂(演:久保山智夏)

アシスタント。破天荒な工藤に太刀打ちする肝の据わった女性。

工藤に無理やり先人を切って怖いところに送られることも多々ある。主にツッコミ役(?)


③田代正嗣(演:白石晃士

・映像にあまり映らないカメラマン。(※中の人が、本シリーズの監督)

気が弱いのか、工藤の言いなりになる場面も多い。『最終章』では、とある理由から主役ばりの活躍をする。

 

 

File-01【口裂け女捕獲作戦】

記念すべきシリーズ第一弾。

フリーターの男性たちが撮影した口裂け女の目撃映像。その映像から、その女の正体を工藤達が追います。

 

ロングコートで長髪、マスクをした2m近くの足の速い女…ほぼ口裂け女としか言えない特徴なんですが、今作のこの“女”はそれだけではないんです。

この女の正体には呪物が関わってきたりします。

こういうエキセントリックな設定がコワすぎの醍醐味です。

 

また、本作にて初登場した“呪いの髪飾り”は、最初こそ呪物なため邪悪なものとして登場しましたが、後々のシリーズで工藤のメイン武器になっちゃつので笑えます。

 

File-02【震える幽霊】

2作目は心霊スポットで撮れた常にブレているように動く“震える幽霊”の出現を工藤たちが再現しようとするお話です。

インパクトこそ前作の口裂け女に負けますが、今後のシリーズに重要な要素を大きく担う作品なのです。

序盤は心霊映像の撮影にノリノリで心霊スポットである廃墟にやってきた工藤が次々と怪奇現象に襲われる中で、「ここは幽霊のホットスポットだ」口裂け女“呪いの髪飾り”を取り出す工藤が狂気じみてました。

今作、幽霊の登場も怖いのですが、今作に登場するキーパーソン真野夕子が異常に怖かった印象です。

 

また、ストーリー終盤にはスカイツリーがまさかの重要な役割を担うので、観た後には聖地巡礼に赴いてはいかがですか?笑

 

File-03【人喰い河童伝説】

個人的に結構好きな一作。

いつものごとく視聴者から送られてきた映像を見る工藤たち。そこに映っていたのは猛スピードで襲いかかる河童の姿。前作で戦闘不能になった工藤に代わって市川と田代の二人で調査に向かいます。

途中から病み上がりの工藤も合流し、河童の捕獲に取り掛かるというお話です。

 

なんと言っても今作の見どころは、

超スピードで動く河童を、上裸でタコ殴りして捕まえようとする工藤の姿。

病み上がりのくせに、メインウェポンの“呪いの髪飾り”装備して河童に殴りかかる彼の姿がカッコよくも滑稽でたまらなく面白いです。

 

File-04【真相!トイレの花子さん

廃校でトイレの花子さんを探していた女子高生たちが怪奇現象に巻き込まれてしまい、その調査に工藤たちが乗り出すというお話。

 

廃校を舞台に、霊能力者の真壁先生も交えた超ぶっ飛んだ怪奇現象を工藤たちが体感します。

学校内で昼夜を飛び越えて、グルグルと時間を飛んだりと、

まさかのタイムトラベル要素も持ち合わせた異色の作品です。

そういう意味でも、上記三作より見ごたえがあるかもしれません、、、。

 

今作については、どうやって撮影してんだ!?って思うようなシーンが後半数々あるので目が離せません!!

 

ホントざっくりとした入門編の説明になりましたが、出来るだけ長すぎない文章で、本シリーズの魅力をお伝えしようと思いました!!

ハロウィンに、あえて和製ホラーのPOV『コワすぎ・シリーズ』を是非観てみてはいかがでしょうか。

 

ちょっと間は空いちゃうかもしれませんが、劇場版・序章、劇場版、最終章の3作と、シーズン2に値する超コワすぎFile1.とFile2のざっくり紹介を後編と題して、そのうちお話ししたいと思いますぅ。

 

以上、駄話でした。

トリック・オア・トリート!!