日々、ちいさな世界の征服

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《秋の読書週間》読書初心者にも薦めたい、ワタシがハマった書籍5選

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ども、シカまるです。

 

昨日11月1日は、「本の日」だったそうです。

日付は、11と1の数字が、並ぶ姿を本棚に並ぶ本に見えることからこの日付なんだとか。

 

ということで、今回は少し普段あまり本を読まない人にもオススメしたい小説を紹介してみようかと思います。

といっても、、、

ワタシも凄い読書家というわけではないので、読んでいる作品もコアではないので、あくまで私の読みやすかった作品、心に残っている作品が対象になります。

せっかく紹介するので、ジャンルはバラかしてます笑

 

 

太陽の塔

著: 森見登美彦

f:id:shikamarusan:20211030001353j:image最初に紹介するにはだいぶトリッキーかもしれません。でも私が1番読んだ本、好きな本です。

 

作者の森見登美彦さんは、私が敬愛する1番の作家さんで、京都腐れ大学生ファンタジーなどの要素を含んだ作品を多く執筆しています。

中でも私が好きなのは彼の処女作ならぬ童貞作である本作は、それらの要素が顕著に出ている作品だと思います。

 

あらすじは、

自主休学中の京都大学5年生の「私」が、1年前に別れた恋人の水尾さんの行動を追いかけ、「水尾さん研究レポート」なるものを作り、彼女にフラれた原因を理解しようとする…という始まりです。

 

ここだけ読むと「なんだ、ストーカーの話ではないか」「こんな作品が日本ファンタジーノベル大賞を取るなど世も末だ」と思うかもしれませんが、それだけではないのです。

不毛な大学生活の中で、堅物頭な青年が自分のことを見つめ直す姿とその中で繰り広げられるくだらない日常が描かれていて、その青さに引き込まれます。

 

ラストには京都の四条河原町で起きる、“ええじゃないか騒動”に繋がるのです。

え、意味がわからないって?

読んだら分かるかもしれません。

 

 

 

世にも奇妙な君物語

著:朝井リョウ

f:id:shikamarusan:20211101203014j:image朝井リョウは、意地の悪さに定評があると私は思ってます。

 

今作は題名から分かる通り、朝井さんがあのテレビ番組世にも奇妙な物語の原作として作られることを目指して作られた5作(「シェアハウさない」「リア充裁判」「立て!金次郎」「13.5文字しか集中して読めな」「脇役バトルロワイヤル」)からなるオムニバス作品です。

そのため、『世にも』の特徴である、ちょっと変な世界観と、伏線を回収するどんでん返し要素が多く含まれています。

 

傑作ばかりなのですが、中でも私好みだったのは、2話目のリア充裁判」と4話目「13.5文字しか集中して読めな」(誤字じゃないですよ笑)です。綺麗なオチの仕込み方と朝井リョウしんの意地の悪さが輝いてます。

 

 

友情

著:武者小路実篤

f:id:shikamarusan:20211030001422j:image今日あげている他の現代の作品とは異なり、大正時代の作品です。だからこそ知っている人が多いとは思います。

でも、本を普段読んでいない人にこそ薦めたい一作であると思っています。

 

今作は未熟な脚本家の野島が、友人の妹 杉子に恋をして、日々の中でその想いが強くなる姿を描いています。杉子への想いを、同士である作家の大宮に相談しますが、ある時、彼がヨーロッパへ旅立ったことから日常が変わっていってしまいます。

 

これ以上の説明はあまり出来ませんが、私がこの本を読み終えた時(後半を読んでいたのは、下校中の電車の中でした)、苦しくなって嗚咽しそうになりました。胸を押しつぶされそうになる感覚を初めて疑似体験した瞬間でした。

 

恋をしたことがある人、失恋したことがある人(つまりほとんどの人々という意味ですが)の心を揺さぶる作品だと思います。

 

こちらニッポン…

著:小松左京

f:id:shikamarusan:20211030001436j:imageいま現在、日曜劇場で放送している日本沈没が凄く話題になってますよね。ドラマの原作となった小説の作者 小松左京先生の作品を何作か読んだことがあります。

その中で1番読みやすかった作品が今作『こちらニッポン…』です。

 

今作は、突如人類が消えた世界で“消え残った人々”が、どう生きていくかを描いたシミュレーション的な作品。

 

実験的な作品でありながら、描写が想像しやすく、スラスラと頭に入ってきます。

私自身もよく「人がいなくなったらどうなるだろう?」とかをよく考えていたので、楽しみながら読めました。

 

衝撃のラストを迎えるので、それを楽しみに読み進めてみても良いのかも?

 

 

初恋

著:吉村達也

f:id:shikamarusan:20211030001450j:image何となく人怖系の小説が読みたいなぁ〜って思ってた時に見つけた小説でした。裏のあらすじを読んでコレだ、と思ったのを覚えています。

 

結婚し、平凡で幸せな生活を送るサラリーマンの主人公の元に、彼の妻を名乗る女から弁当が届けられる。しかし、それは実の妻のものではなく、中学時代に一度キスをしたことのある同級生からのものでした。

十何年もの間、女は主人公とのその“初恋”を忘れられず、その愛を再熱させていくのでした…。

 

このあらすじだけでも、十分コワイですよね?

14歳の頃の気まぐれで行った、些細な行動が、どんどんと惨劇を生んでいくきみの悪さが何とも言えません…。

 

他にも好きな作品、本を読みたいなーと思ってる人向けの作品は結構多いので、また機会があれば紹介したいですね。

 

以上、駄話でした。