《MARVEL祭りじゃ》続:2021年10月新刊の邦訳アメコミ紹介
ども、シカまるです。
もう11月に入っておりますね。
先日10月新刊邦訳アメコミ2冊+関連コミック1冊のネタバレなし感想をかいたのですが、11月に入ったこのタイミングでやっと読み終わった3冊の新刊邦訳アメコミがあったため、購入を考えている人の参考になるように、
今回も完読感想していこうかと思っています!!
前回買い逃した“コズミック・ゴースト・ライダー”やヴィレッジブックスさん刊行の2冊です!!
なので、なので、今回はみんな大好きMARVEL作品オンリーなのです...!
コズミック・ゴーストライダー:ベビー・サノス・マスト・ダイ
パニッシャーことフランク・キャッスルがゴーストライダーになって、ギャラクタスと友達になって、コズミックになって、サノスに殺されて、時代をまたにかけて、赤ちゃんサノスを育てる…
って要素多過ぎぃぃぃw
色んなキャラクターが贅沢なぐらいちょびっとずつ登場したり、フランクのストーリー、サノスのストーリーをしっかり描いてて、上手い感じに楽しめます。
コメディ全振りというわけでもなく、悲壮感漂うシーンもありなところが良いですね。ベビーサノスとフランクの微笑ましい掛け合いが見れるだけでも非常にお得な一冊。
スパイダーマン&ヴェノム:ダブル・トラブル
スパイダーマンとヴェノムがルームシェアをしていて、そこから巻き起こる緩い事件の数々を描いた、日本人アメコミライター グリヒル先生の魅力全開な作品。
スパイディとヴェノムが追いかけっこしたり、入れ替わったり、動物になったりと、絵のタッチさながらの可愛い出来事ばかり。
また、スパイダーグウェンやドクター・オクトパス、グリーンゴブリンなど、お決まりのスパイダーマン系キャラも登場します。みんなデフォルメされてるので可愛いです。
ページ数も96ページと短いので、サクッと読めます。
グリヒル先生ファン並びに、カートゥーン好き、可愛いヴェノムが見たい人は必見です。
エターナルズ
先日から公開が始まったMCU26作目の作品『エターナルズ』の原案的作品。今までアメコミの邦訳作品ではほとんど登場の機会のなかったエターナルズの活躍やキャラクター性が垣間見える一作です。
簡単なあらすじとしては、宇宙レベルの全能の神セレスティアルズによって改造された不死身の超人類エターナルズは数千年に渡って身を隠しながら生きていました。そして自身がエターナルズであることすら忘れて人間社会に溶け込んでいる中で、とある出来事が起き、エターナルズの中でも強力な戦士であるイカリスが仲間たちを集め始める、というお話。
この文章を見て分かるかもしれませんが…
話が凄く難しいっ‼︎
有難いことに要所要所で説明を入れてくれるのですが、それでピンと来ない時があり、何度も読み返しました笑
ですが、そんな時のためにに邦訳アメコミ読者には百人力の味方、解説書が付いているのです!!
そしてそんな今作の解説書は凄くボリューミーです。
解説書込みで読み応えアリの作品と言えます。
また、イカリスを始めとしたマッカリ、シーナ(セナ)、サーシ(セルシ)、スプライト、エイジャック、ドルイグなどの映画に登場するエターナルズの大半が登場するので予習になる“かも”です。
“かも”というのは、予告の感じと今作のキャラや設定が多いに違いそうに感じるからです。(キャラの名前や性別、関係性など)
そして、個人的には気になっているキャラクターであるギルガメッシュやキンゴが出てこなかったのが少し残念でした…。
代わりにアイアンマンやイエロージャケット、ワスプなどのアベンジャーズ系ヒーローが登場しますが、いちいち「登録するか?」と聞いてくるトニーの姿で、シビル・ウォー下でのストーリーであることが窺えます笑笑
ジャック・カービーが創り上げたマーベルの神話であるエターナルズの物語を現代に紡いだ読み応えのある一作です。
覚悟して望めば、非常に楽しく読める作品です。
という感じで豊作だった10月邦訳新刊アメコミ大量に買ってしまいました💦
ヴィレッジブックスさんも痒いところに手が届く作品のチョイス、非常に有難かったですなぁ。
11月も待望のファンタスティック・フォーの邦訳作品『スパイダーマン/ファンタスティック・フォー』が刊行されるので、非常に楽しみです!!
もっと邦訳アメコミを読む人たちが増えてくれたら嬉しい!!
以上、駄話でした!