《ハリポタ一色!!》『ハリー・ポッターと魔法の歴史展』&『リターン・トゥ・ホグワーツ』の感想
幼少期に『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画を観て以来、ホグワーツに入りたいと思って、割り箸を削って杖にしていた人間です。
一昨年からずっと待っていた展覧会『ハリー・ポッターと魔法の歴史展』に行ってきました😭😭
コロナの影響もあって、延期していたのでやっとです!このフォークスの絵を何回見たことか!!
開催場所は東京駅直結の東京ステーションギャラリー。チケットもいろんな種類があって可愛い。展示品に関連する絵柄で裏にはそれについての説明文が書かれていました。
今回の展示は、ハリー・ポッターの物語とその背景にあるイギリスを含む世界各地の魔法や呪文、幻の生物、民話伝承などなどを、ハリーの通っていたホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って学んでいくという、まさにホグワーツ体験入学!という感じの展示会でした。
(中は写真撮影禁止だったので、フリー素材多めです😭)
展示の章立ては10章に分かれています。
1章『旅』は主に作者のJ.K.ローリングが、本シリーズを描き始めた頃のイメージスケッチなどのはじまりについての紹介です。※画像イメージです。
それ以降は大英図書館所蔵の各地の歴史資料並びにその章に関連したハリー・ポッター・シリーズの草稿などが展示されていきます。
2章『魔法薬学』では、魔女が使っていたとされる大鍋の展示があり、何らか(火薬?)の調合で鍋が真っ黒になっていました。※画像イメージです。
3章『錬金術』では、シリーズ一作目でキーアイテムとなる“賢者の石”(錬金術で作り上げた石で、長寿になる命の水を作り出す)を唯一作り出した人物ニコラス・フラメルを中心にいくつか展示物があり、実際に賢者の石を作る方法を記した絵も展示されていました。内容は忘れてしまいましたが、手順の初っ端からほぼ不可能だったと思います😀※画像イメージです。
4章『薬草学』は、薬草の本や骨で作られた園芸用具が展示されていました。中でも、シリーズ2作目『秘密の部屋』で活躍するマンドレイクの根っことされるミイラ(?)は驚きでした。アレ、映画だと土から引っこ抜くと耳障りなくらい泣き始めるんですよね😄
しかもマンドレイクに男型、女型がいることも知れました笑※画像イメージです。
5章『呪文学』は、ハリポタのシリーズに関係するものが多かったです。入り口から劇中のスポーツ“クディッチ”の金属製の球“スニッチ”が飛んでいて、劇中通り、掴もうとすると逃げられちゃうんですよね…💦
また、劇中で魔法界に関する道具などが販売されている買い物通り“ダイアゴン横丁”のスケッチや生徒の組み分けに関するメモなど、ファンなら大変嬉しいものが多かったです。そして、驚きなのは、ハリーご用達の魔法道具“透明マント”が展示されているのです!!
気になる方は、是非ご自分の目で確かめてみて下さい!!※画像イメージです。
6章『天文学』では、天球儀や太陽系を形にした模型のような儀などの展示に並んで、J.K.ローリングが記入したホグワーツの科目と教員のリストのメモが展示されており、メモ内には“ロックハート”や“クィレル”と言った知ってる名前が多数確認できました。※画像イメージです。
7章『占い学』では、占いで使われる水晶玉やタロットカード、そして手相模型と呼ばれる、皺などに意味の記載された手の模型がありました。意味の記述は読めなかったのが残念でした…。グッズのピンズでゲットしました笑笑
他にも劇中に出てくるティーカップ占いに関する展示品がいくつかあり、これはグッズコーナーにも関連商品が発売されていました。もちろん買いました笑笑
8章『闇の魔術に対する防衛術』は、劇中の授業のイメージとは少し違い、現実にあるとされている呪いから身を守るお守りなどが展示してあり、人々が身を守るためにどういうことをしていたのかが知れました。展示品にはヘビ関連のものが多かった気がします。神聖な雰囲気と毒を持つという危険性が魔法の世界と結びつきやすいことは想像しやすいです。※画像イメージです。
9章、授業のゾーンを締めるのは、『魔法生物飼育学』。世界各地の幻獣神獣に関する品が展示されています。ハリポタ3作目で登場した羽根と頭が鷲で胴体が馬の幻獣ヒッポグリフやセイレーンの絵の他に、人魚や龍のミイラなど、奇妙奇天烈なものが沢山。この2体のミイラは、むかし未確認生物の本でみたことのあるものだったので、本物を生で見れて嬉しかったですね。(真偽は置いておいて笑)※画像イメージです。
そして最後を飾る10章『過去、現在、未来』では、J.K.ローリングが『賢者の石』を出版する前に7作の構成を組んでいたことを示す展示品や世界各地の翻訳版『賢者の石』、日本の新装版の表紙になる絵、本編の後日談を描いた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』でキャストの方々が着ていた実際の衣装などが展示されており、ハリー・ポッターの世界がどのように作られ、どのように広まり、いまどう動いているのかを知ることが出来ました。舞台『呪いの子』に関しては、今年の7月に日本公演も決まっています。2016年にロンドンで初演されてから、6年経ってやっと日本で観ることが出来ます。今から観に行くのが楽しみで仕方ありません。意地でもチケットを獲得します!
そして、今回驚きなのが展示会を観に行った1月8日から、ちょうど『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』の配信が開始されたのです!
本作はその名の通り、実写映画シリーズ公開20周年を記念して、新録したキャストや製作陣のインタビューや対談、撮影当時の舞台裏の映像などを102分に収めた特別番組で、今年の1月1日に本国で放送されていたものをU-NEXTで配信してくれました。ホントに大感激。
私はU-NEXTに加入してない(ネトフリ、アマプラ、Disney+で精一杯😭)ので、今回展示に一緒に来ていた友人がカラオケで繋いで見せてくれました。
いやぁ嬉しかった😭😭
映像は載せられないのでモザイクです。どれを切り取っても感動や笑みが溢れてくる。食らいつくように観ていたあの映画の世界の舞台裏を知ることが出来て、なおかつ今現在のキャストたちの様子も知れる。最高やないかい!子役たちのオーディション映像から始まり、裏話が満載。ダニエル・ラドクリフが主役に名前が上がった経緯やエマ・ワトソンの初恋話、ルパート・グリントが監督に出された課題に最高の答えを出したことなどなど10年近くある撮影の中でホントに話題の尽きない現場だったことが分かります。
また、アラン・リックマンなど長い撮影の中で亡くなってしまった方も多く、彼らに対するキャスト陣の想いなども改めて聞くことが出来て非常に感動的でした。
丸一日、ハリーポッターの世界に浸れました。今後も前日譚となるファンタビ・シリーズや、舞台『呪いの子』、ゲームなどでウィザーディング・ワールドは展開し続けられると思います。
幼少期から親しみ続けてきた世界観が今後も楽しめることは幸せだと思います。大人になっても魔法の世界に憧れて、浸ってるなんて、割り箸を杖にしてたガキンチョとあんまり変わりませんね。
自分もハリー達みたいに成長しなければ…!
以上
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