《父が生まれた日》誕生日にはヴィレッジピープルを
先日、父が誕生日を迎えました。毎年、両親の誕生日と父の日、母の日には、それぞれ父と母にプレゼントを渡していますが、毎回その度に悩みます。
値段が高いからといって本人にとってホントに欲しいものかはわからないし、かと言って、欲しい!と言ってるものは安過ぎたりしていてプレゼントっぽくなくてイマイチ…。
むかし、私が中学生の時に、家族みんなにバースデーブックという、誕生日の日付の色んな情報が載っている本をプレゼントしました。でも、父はあんまり興味がなかったらしく、父にプレゼントしたバースデーブックは、数ヶ月後に埃をかぶってベッドの隙間から見つかりました。かなりショックでした笑
なので、それ以降は自分だったら嬉しい、と思うものではなく、貰う人がホントに欲しいものしか渡さない!と心に決めました笑笑
そんな父の誕生日。何を買うか決めていました。アメリカの男性6人のヴォーカルグループ“ヴィレッジピープル”のベストアルバム。ゲイ受けを狙って作られたグループだったようですが、途中から王道なポップスに路線変更したことで、名曲を生み出してきた伝説的グループです。
父がむかしから欲しいけど買ってないな〜と言っていたので今年こそプレゼントしようと考えていました。彼らって元気の出る曲ばかり作ってるんですよね。「こんなグループ知らねぇよ」って思っている人もいるかもしれません。でもYouTubeとかで調べたら多分驚きますよ、知ってる曲が多過ぎて笑笑
例えば『Y.M.C.A』は、日本の最強アイドル西城秀樹の言わずも知れた代表曲『YOUNG MAN』の原曲。『YOUNG MAN』で“YMCA”ってなんじゃろ、って思ってたけど、調べてみたら、“キリスト教青年教会(Young Men's Christian Association)”を意味してるらしいですね。詳しくは調べてみて下さい笑
他にもマッチョな人がテレビに映るとよく流れる、“マッチョ、マッチョマ〜ン”のフレーズが耳に残る曲『MACHO MAN』、ペット・ショップ・ボーイズのカバーも有名な『Go West』、ピンクレディーの『ピンクタイフーン』でお馴染みの『In The Navy』、ヴィレッジピープルの誕生をフィクションで描いた映画『ミュージック・ミュージック』の表題曲『Can't Stop The Music』などなど、ホントに名曲ばかり。
プレゼントすると、「なんとなく買ってくれるような気がずっとしてたわ。早速聞くか。」と相変わらずの父。まぁ、誕生日だからと言って、今頃かしこまって感謝とか丁寧にされても困る。
ヴィレッジピープルの力のみなぎるアグレッシヴな曲が父の運転する車で響いていました。
以上
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