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《映画考察》『スパイダーマン:NWH』に隠されていたかもしれない、今後の作品への伏線(?)6選

f:id:shikamarusan:20220109215521j:image前回『スパイダーマンNWH』の感想を書きました。我ながら脳内がゴチャゴチャしていることが丸わかりでしたね笑

さて、今回は私がNWH内で今後の展開に関わるのではないか…と気になった点について考察をしていきたいと思います。

※前回同様、『スパイダーマンNWH』に関するもろネタバレな内容になります。お気をつけください。

 

①スターク社が迎える大きな危機!?

f:id:shikamarusan:20220109160727j:image・前作スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(以後FFH)にて、故トニー・スタークが自身の所有していた人工衛星とそれに搭載しているドローンの所有権並びにこれを操作する人工知能E.D.I.T.Hをピーターに譲渡しました。しかし、それをミステリオことクエンティン・ベックが悪用し、ロンドンを壊滅状態に追い込む。そして、それを全てスパイダーマン=ピーターの策略としてなすり付けてしまったのです。

今作ではその危険な兵器をスパイダーマンというイチ自警団(ましてや高校生)に渡した、としてスターク社は社内に内部調査まで行われることになってしまい、“兵器の流出事件”として扱われることになったため、物語中盤、ピーターの弁護士マードックからもスターク社の責任者としてハッピーに今後捜査が行われて、聴取を受けることになると説明がありました。f:id:shikamarusan:20220109162203j:image

この事からフェーズ4のとある作品に繋がることが予想されます。それは『ARMOR WARS(原題)』です。

ドン・チードル演じるローディ大佐=ウォーマシンが主役とされる本作は、トニーが作ってきたあらゆる兵器やアイアンマンスーツの技術が流出し、他のあらゆるヴィランに悪用されてしまうという筋書きが明かされていました。今回のスターク社の一斉捜査が後々の『ARMOR WARS』の火種となる可能性は大いにあり、そうなるとハッピーやスターク社のCEOであるペッパー、トニーの娘モーガンにもあらゆる災難が降り掛かることもあり得ます。

まだ、あらすじとローディの登場しか明かされていない『ARMOR WARS』。E.D.I.T.H並びにドローンの譲渡で引き起こされてしまうのであれば、死んでもなおトニー・スタークは問題を起こしてしまうMCUきっての危ない人物なのでしょう笑笑

 

②大きな事件を担当できる弁護士の登場…!?

・①の事件に関して、ピーターの弁護士マードックの口から、今後のハッピー並びにスターク社が渦中になっていく事件に関しては、大きな事件に対応できる弁護士が必要になる、という発言がありました。

マードックは金銭的にも身分的にも弱者を救うために弁護士をする人物です。そのため、会社単位での大きな裁判などはあまり受け付けません。

となると、誰がハッピーやスターク社を弁護するのか。

これは今後登場のキャラクター シーハルクことジェニファー・ウォルターが受け持つのではないかと考えています。コミックでの彼女はやり手の弁護士で刑事事件など多くの事件の弁護を行なっています。MCUでの彼女の登場を華々しくするにはスターク社の兵器流出事件の裁判はもってこいなのではないでしょうか?

これに関しては、今後の展望が楽しみです。

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③ニック・フューリーは現在、何者!?

・ミステリオ殺害事件に関する事情聴取を受けるピーター。彼がミステリオが悪者であったことを担当刑事に訴えるシーンで、「ニック・フューリーも居たから彼にも聞いてみて!!」と伝えると、刑事は「その頃、フューリーは地球にいなかった。」と言いいます。

これはFFHのエンドクレジットにて、本編のフューリーは実はスクラル人のタロスでした!!というオチが明かされ、彼が宇宙の基地(S.W.O.R.D.?の基地)で活動していることが発覚しました。

どこからがホンモノの彼でなかったのかは不明ではありますが、どちらにせよ、今後まだまだニック・フューリーが活躍することがわかったシーンであります。

しかし、それを踏まえてNWHで事情聴取のシーンを思い出すと少し不可解な点が、、、。

“あの刑事は何故、フューリーが宇宙にいることを知っていたのか?”

(一応)アベンジャーズのメンバーである、ピーターすら知らない彼の居所を何故、刑事が知っていたのか?

仮に彼が刑事ではなくFBIやS.W.O.R.D.の人物だったとしたら、知っていることなのだろうか。あんなにヒソヒソと活動していたフューリーの居所を易々と話してしまう言っちゃうのはどうなのか。ましてや宇宙にあんなにどデカい基地までこしらえていることを暗示しているわけだから。

結局のところ、フューリーがS.W.O.R.D.所属なのかすら明かされてはいないわけで、彼が現在、どの組織に所属していて、何を行なっているかは、後々の『SECRET INVASION(原題)』『THE MARVELS(原題)』で明かされるのではないか?と思います。

あの刑事(or捜査官)の正体も気になるところですね笑

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④ウォンは一体どこへ向かったのか⁉︎

・世界中の人々に正体がバレてしまったピーターが、悩んだ挙句、Dr.ストレンジに相談しようとニューヨークにあるサンクタム・サンクトラムに訪れたシーンで、他のポータルで起きた事件を対処しているらしきことを言っていました。

そこで気になったのは、昨年公開された『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(以降『シャン・チー』)について。

『シャン・チー』では、ウォンはシャンの妹シャーリンが経営する地下闘技場でバトルに勤しんでお金を稼いでおり、エンドクレジットではアベンジャーズのハルク=ブルース・バナーやキャプテン・マーベル=キャロル・ダンバースとともにシャンが継承したテン・リングスの解析を行っていました。

実は、NWH公開前に『シャン・チー』の時系列がNWHとほぼ同時期であるということを、『シャン・チー』の監督であるデスティン・ダニエル・クレットンが語っていたのです。

この事から、NWHでストレンジを置いていそいそと消えたウォンは、『シャン・チー』で描かれた活動の何らかを抱えていたのではないのか、と思います。ウォンが過労死しないことを祈ります。

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⑤Dr.ストレンジは事態を収集出来たのか…!!?

・ストレンジは、NWH序盤で、ピーターの正体を消そうと呪文をかけるが、彼の妨害で失敗。結果、マルチバースから数人のヴィランやヒーローを呼び出してしまいました。その後、事態の収集に動きますが、ピーターにミラーディメンションに閉じ込められ、戻ってきたタイミングでグリーン・ゴブリンによって、マルチバースの扉を拡大させられてしまいました。

 と言うようにNWH本編で散々な扱いだったストレンジ先生。最終的に「“ピーター・パーカー”の存在を世界中から消すこと」で事態を収集させることが出来ました。

しかし、アレで本当に事態を収集出来たのでしょうか?

NWH本編終了後にエンドクレジット代わりに差し込まれたドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネス』の予告編では、映像開始初っ端から世界が崩壊している描写が…。

「時空を歪ませてしまった」

「現実を冒涜したな」

「この宇宙の最大の脅威はお前だ。」

などの不吉なセリフが満載。しかも超次元的能力を得たワンダの下にマルチバースに関する手助けを求めにいく。やはりあの事件でマルチバースの構造に問題を引き起こしてしまったように見えます。

ピーターのために簡単な気持ちでやったのにこんな目に遭って可哀想という気持ちになってしまいますが、また別のユニバースのヒーローたちが出てくれるなら、「ストレンジ、良いぞ、もっとやれ。」と思ってしまうのは、私だけでしょうか?

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⑥ヴェノムの現れた意味とは…?

・エンドクレジットにて、ヴェノムとエディ・ブロックが登場しました。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のエンドクレジットにて、本編の事件後に南国に逃げた2人が、次元移動をしてしまい、MCU世界にやってきていました。NWH中にエディたちは、結局、MCU世界について勉強していたら元の世界に戻されてしまったようです。
彼らが登場したのは、あくまでお遊びかもしれませんし、SONYが今後展開するキャラクターたちのユニバースとMCUが密接に絡んでいくよ!という合図かもしれないです。
仮に今後の展望に絡むように設定されていたとすれば、ヴェノムが消える直前にコイン型(?)で落としていった、あのシンビオートがMCU世界でスパイダーマンに取り憑く展開が描かれたり、別のヴェノム、例えばフラッシュ・トンプソンのエージェント・ヴェノムなどの別キャラクターがシンビオートの寄生でヒーローorヴィランになる展開などが予想されます。
まぁあくまでSONYのユニバースでシンビオート関連のお話は進めてほしかったところはあるので、あまりMCU世界でその展開はやって欲しくないかなぁと思います。どうせやるならちゃんとあのエディとヴェノムを出せや、って思います。

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他にもラストシーンで、赤青のNEWスーツを着込んだスパイダーマンがウェブスイングするシーンでは、ドラマ『ホークアイ』のラストバトルで登場したロックフェラーセンタースケートリンクと巨大クリスマスツリーらしき場所が映ったりするので、他作品との関わりが感じられる作品だったと思います。

次作ドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネス』は5月の公開が決まったため、それまでは新作が観れない状況で悶々としますが、今後の展望を空想したり、過去作を見返す良い機会として時間を有意義に使えます。

NWHの余韻にもう少し浸れそう・・・。

 

以上

 

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