日々、ちいさな世界の征服

ちいさな自分の“セカイ”を征服していく、シカのブログです。自分の趣味のこと、興味のあることを日々更新中。

【映画感想】2021年に取り残された男の2021年公開映画レビュー Part.1

f:id:shikamarusan:20220228233814j:image1月の中頃に出したブログの記事にて、2021年公開で観たかったけど観れていない映画を20本挙げて、それを観て、感想を書く!という公約を勝手に宣言させていただきました。

shikamarusan.hatenadiary.com

それから約1ヶ月ちょっと。やっと5本観ました〜!

正確には前回挙げた20本に含まれていないけど、観たかった作品も後々考えるといくつかあったので、それも入っています。

今回はその5本の感想を書いていこうと思います!

 

①ザ・スイッチ(原題『Freaky』)

www.youtube.com

一本目に選んだのは、『ザ・スイッチ』
もう腐る程言われてるだろうけど、ストーリーをざっくり説明すると、“殺人鬼版の『君の名は』”でした。


作風は同監督の『ハッピー・デス・デイ』シリーズとほぼ同じで、グロいシーンはあるけど、ぶっ飛んだ現象も信じてくれる協力者がいて、家族の問題を抱えてたりして、伏線も用意してる。
これくらい軽くてコミカルなホラーコメディはいつでも大歓迎ですねぇ。
ヒロインが『名探偵ピカチュウキャスリン・ニュートンで、地味子ちゃんなんだけど可愛い過ぎるw


地味に、主人公の子の癖で爪噛んでるのを、殺人鬼の姿になってもやってるのに感動ました。
殺人鬼でもちゃんと女の子に見えるという笑笑

 

②イン・ザ・ハイツ(原題『In the Hights』)

www.youtube.com

ニューヨークの街並みとラテンの音楽とパッション溢れる“ワシントンハイツ”を舞台に、移民問題や夢や恋愛に葛藤する様を描いたミュージカル映画です。
実はこの映画、公開当時に劇場まで観に行ったのですが、時間を間違えてしまい、代わりに『キネマの神様』を観た、という苦い思い出があります泣
 

アメリカ在住の移民の方々が抱えている問題を扱った映画自体あまり観たことがなかったのですが、それもミュージカルという題材にすることで、街の活気や楽しむことを忘れないという、プラスの面が強く、終始ノリノリで観ることが出来ました。


サルサラップヒップホップなど、普段あまり聴かない音楽が多く使われている音楽でしたが、正直クセになる中毒性があり、観賞後に聴きたくなりました。
気持ち的にはカルディに来てる感じ(?)

 

③ウィリーズ・ワンダーランド(原題『Willy'sWonderland』)

www.youtube.com

ニコラス・ケイジ主演のホラー・アクション。『Five Nights at Freddy's』というホラーゲームを原作として作られた作品で、ゲームも今作も、真夜中の施設で清掃員(ゲームでは監視)として雇われた男が、マスコットキャラクターたちに襲われるというストーリーです。いかにもB級なあらすじですが、元ネタのゲームはすごい人気で、続編も複数作られています。


感想としては、凄く面白かったです。
ゲームではただ隠れたり、侵入を防いだりするだけの主人公が、本作ではマスコットたちをバッタバッタと壊していく。終始無言なニコラス・ケイジのその狂気じみても見える姿が一周回ってコミカルに見えて来ます。


また、原作は動物系のキャラが多かったのですが、今作はオリジナルのマスコットたちが登場していて、中でも妖精型のアニマトロニクスは人間に近い見た目だからこそ凄く不気味でした…笑

 

④花束みたいな恋をした

www.youtube.com

何故、去年観なかったのか!?これを観ないでよく年を越せたものだ…と思ったのは、この『花束みたいな恋をした』でした。
心にに刺さるとか、っていうのを通り越して、心を貫かれた感触です笑


同じ趣味や価値観、偶然の一致の連続から始まる恋愛関係と、その後に待ち受ける必然的な別れ…。
観客が凄く身近に感じられるテーマを、その頃流行ったゲームや映画などの話題を織り混ぜて、疑似体験しているような気持ちにさせられました。


ガスタンクが好き、ミイラが好き、天竺鼠が好き、きのこ帝国が好き、今村夏子が好き…なんだろ自分はもろドンピシャというわけではないけど、凄く掠るラインの二人の趣味。周りにいたらきっと話を聞きたくなっていると思います。


出会い方がロマンチックな分、ほろ苦いようでさっぱりとした二人のラストは、映画としては大満足。擬似体験させてもらった身としては噛み締めて、前を向こう!と思わされました。

 

⑤キャラクター

www.youtube.com

5本目も菅田将暉主演の『キャラクター』菅田将暉っていつも画面を掌握しちゃうくらいインパクトのあるキャラクターをやったりするイメージなんですけど、今回はそれがもう一人の裏の主人公を際立たせる働きで、ちょうど良いくらいに薄くしていました。(同じ理由で小栗旬もw)
Fukaseが演技初挑戦で殺人鬼っていう、絶妙にトリッキーな人選だなぁと思ったけど、実際に映画を観てみるとハマり過ぎてて驚きました。


友人に勧められて観たのですが、最初は正直“設定だけが斬新で面白い”系の映画だと思ったので、観ているうちに引き込まれていて、お見それしました…という感じ。

 

=================================

今後も2021年に見逃した作品たちは随時観ていく予定です。まだまだ20作近くありますので…笑笑

私の2021年はまだ始まったばかり!!

 

◆関連記事◆

shikamarusan.hatenadiary.com

shikamarusan.hatenadiary.com

shikamarusan.hatenadiary.com